少 年
「辞書」
君に埋もれた
僕の思考
世界がひとつ
広がるたびに
すべては君に
還ってゆく
すべての頁を
君で埋めよう
君色になれ
僕の辞書
..........
「未来」
僕のすべてが
君につながる
過去も未来も
那由多の先も
..........
「風によせて」
穏やかな風が
僕の部屋を
吹き抜けてゆく
この風は
君の頬を
優しく撫でてきたのだろうか
淡い桃色に
彩られた夕空
僕のこころも
ほんのり染まる
..........
「真夜中」
あんまり月が
光るので
あんまり雲が
薄いので
僕のからだは
透き通り
冷たい夜空に
舞い上がる
星を頼りに
飛んでいこう
遙か彼方の
君のもとへ