夕方の風
水色の空に
のびゆく一筋の
ライン
紅水晶のごとき
その輝き
誰に知られることなく
ひっそりと
消えてゆく
この美しい
カンバスを
幾人が
見上げたろうか
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薄い
雲母のような
雲の切端が
夕陽の中
虹色に
輝いておりました
それは
とてもとても
幻想的な
光景でありました
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茜色の空に
伸びゆく飛行機雲
久しぶりに空を見た
そんな気がした
季節を忘れて
仕事に追われて
行き先はぼんやりとしか
分からず
どこへ向かうのか
どこへ行きたいのか
答えをなくしたことに
気付いて
ふと
空が答えを知っている
そんな気が
した
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明日
それは
夕空にのびる飛行機雲
明日
それは
乳飲み子の泣き声
明日
それは
ちひさきとりのかたちした
明日
それは
猫のまどろみ
明日
それは
つながりしもの
明日
明日
今日の明日を
明日の自分へ
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