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あおぞら

「漂」

どこまでもどこまでも
突き抜けるような青空に

できるだけできるだけ
腕を一杯に広げて

駆け抜ける風を受け止め
夏の輝きに耳を澄ませば

僕は漂う
宇宙の流れを

.......

「雨上がり」

重くたれ込める
雲の裂け目に
ぽっかりと明るい
水色の空

ちぎれ雲は
大気の層にとどまり
行く宛もなく
静かに流れる

潤う木々の
深い緑より
ぽつり滴る
一粒の光

嗚呼
誰に知られることもなく
ひっそりと過ぎゆく
この瞬間の美しさよ

.......

「空」

気休めも
慰みも

怒りも
哀しみも

すべてすべて
溶かし込んでしまえ

この
高く遙かな青空に

.......

「双子虹ノ歌」

重くたちこめた薄墨色の世界の中
不意に輝く街路樹の緑

黄金色ともいえる空気に
きらめき降りる雨は細かく

つと見上げれば満天に
光る半月型の虹は

夕暮れの紅い刻を
鮮烈に彩る双子の幻

.......

「あおぞら」

はればれとした
このひろいあおぞらのように

きらりとひかる
とうめいなこころになりたい

ひどいあらしのあとも
ひとびとにえがおをもたらす

このひろいあおぞらのように

すべてをつつむ
おおきなそんざいでありたい

(2005.01.01)

Special Thanks : U〜♪

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