「やさしさ」
「紡」
つむぐ
おもいをのせて
ひろがることばを
じかんをこえて
つながることばを
つむぐ
はるかなきみに
つたわることばを
.....
「ゆうやけにじ」
あわいゆうやけぞらに
うすくのびる
にじのひかり
いくすじにもかさなる
うすいくもの
ヴェールのした
それはまるでゆめのように
そこにはなにもないように
なないろのまぼろしを
てんしたちが
えがいたあと
あわいかがやきだけが
そこにのこってしまったように
ぼくのむねをやさしくてらし
ほんのりしずかにかがやいていた
.....
「よかぜ」
ここちよく
ゆらめく しこう
あかねいろの
まんげつは ひくく
ちりばめられた
ほしくず きらめき
ふきぬける
つめたい よかぜ
はるかなる
てんじょうを みあげる
ぼくのかたわらで
くろねこの ちいさなくしゃみ
.....
「はるかなきみに」
むかえにいくよ
いますぐに
よぞらをかけて
かぜにのり
むかえにいくよ
じかんをこえて
つきをみあげて
たたずむきみを
むかえにいくよ
はるかなきみを
(2006.02.01)